2年 化学TB 実験レポート
【実験題目】 気体の分子量
【実験日】 年 月 日 曜日 校時
【実験者氏名】 年 組 番 班( )
【協同実験者】( )( )( )( )
【目的】 水に溶けにくい気体を水上置換で捕集し、水蒸気圧を考慮して気体の分子量を求める。
【準備】 ブタンガスのボンベ(ライター用)、窒素ガスのボンベ
精密ばかり、ポリエチレン管、水槽、温度計、メスシリンダー(500ml)、気圧計
【方法】
@精密ばかりで、ブタンガスのボンベ(付属品含む)の質量w1(g)をはかる。
A水槽に、約2/3の高さまで水を入れ、水を満たしたメスシリンダーを倒立させる。
B図のように、ブタンガスのボンベにつないだポリエチレン管の一端を、メスシリンダー内に入れる。
Cブタンガスのボンベのノズルを軽くおし、ゆっくりとガスを捕集する。
(注)ブタンガスは、引火性が強いので、通風のよい、火気のない所
で、放出する。
D500ml弱の気体が捕集できたら、ブタンガスの放出を中止する。
Eメスシリンダー内の水面と、水槽の水面を一致させてから、捕集
した気体の体積v(ml)を正確にはかる。
Fポリエチレン管をはずし、精密ばかりでブタンガスのボンベの
質量w2(g)をはかる。
G水温t(℃)および大気圧p(mmHg)をはかる。
H窒素ガスについても、@〜Gのようにして実験をする。
【結果】
気体 |
ブタン |
窒素 |
捕集前のボンベの質量w1(g) |
||
捕集後のボンベの質量w2(g) |
||
捕集した気体の体積v(ml) |
||
水温t(℃) |
||
大気圧(mmHg) |
捕集したブタンガスの質量w(g)=
水蒸気圧は次の値(mmHg)を用いよ。
温度(℃) |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
9.2 |
9.8 |
10.5 |
11.2 |
12.0 |
12.8 |
13.6 |
14.5 |
15.5 |
16.5 |
20 |
17.5 |
18.7 |
19.8 |
21.1 |
22.4 |
23.8 |
25.2 |
26.7 |
28.4 |
30.0 |
30 |
31.8 |
33.7 |
35.7 |
37.7 |
39.9 |
42.2 |
44.6 |
47.1 |
49.7 |
52.5 |
水温は( )℃なので、水蒸気圧は( )mmHgになる。
【考察】
1 捕集した気体は、水蒸気が飽和しているものとして、ブタンガスの分圧p(mmHg)を求めよ。
ブタンガスの分圧p(mmHg)=大気圧(捕集した気体の圧力) − 水蒸気圧
=
2 ボイル・シャルルの法則を用いて、標準状態に換算したブタンガスの体積v0(ml)を求めよ。ただし、捕集した気体の温度は水温t(℃)に等しいものとする。
p1v1/T1=p0v0/T0 として、
p0=760(mmHg),T0=273(K),p1=大気圧(mmHg),v1=メスシリンダー内の気体の体積(ml),
T1=水温t(℃)+273 (K)を代入し、v0を計算する。
3 捕集したブタンガスの質量w(g)と考察2の結果から、標準状態におけるブタンガス 22.4
lの質量M(g/mol)を求めよ。
w(g):v0(ml)=M(g/mol):22400(ml) から、M(g/mol)を求める。
4 考察3で求めたMの値をブタンの分子式C4H10から計算した値と比較し、その誤差の原因を考えよ。
測定誤差={( 測定値−理論値 )/ ( 理論値 ) } × 100
測定値は考察3で求めた値、理論値は 原子量C=12.0 H=1.00 から計算した値を代入する。
5 考察1〜考察4のようにして、窒素の分子量を求め、分子式N2から求めた分子量と比較せよ。
【感想】
【実験で疑問に思ったこと】